「あなたの肩こり、親指からきてるよ!!」と急に言われたら「えっ!?」と思う方が沢山いらっしゃると思います。
パソコン作業や、スマートフォンが普及している今、実は、親指の疲労からくる肩こりが非常に多くなっています。
かたこりの『こ』でお伝えしましたが、身体は、筋膜という筋肉をつなぎ、包んでいる薄い膜につつまれています。
その筋膜があることにより、筋肉が連動して動くことができます。しかし、筋肉がつながっていることで、肩こりがいろいろな箇所を起因に起こります。
かたこりの『こ』でも出た写真になります。どこからどこまでつながっているでしょうか?
親指の先端~腕~二の腕~胸へとつながっているのが分かるかと思います。この中で、注目してほしいのは、胸についているところになります。この胸の筋肉ですが、小胸筋という肋骨から肩甲骨の烏口突起というところについている筋肉になります。つまり、肩甲骨と親指につながりがあることが分かります。
親指が小胸筋を通し、肩甲骨とつながっていることはご理解いただけましたか?
小胸筋が肩甲骨とつながっているということは、小胸筋が硬くなることで、肩甲骨の動きが悪くなります。肩甲骨の動きが悪くなることでさらに肩周りの筋肉が硬くなり肩こりを誘発します。
赤まるで囲んだこの部分!ここって押すとすごく気持ちが良いところですよね!母指球の筋肉が、胸の筋肉の小胸筋にまで影響を与え、結果的に肩甲骨の動きを悪くし、肩こりとなります。
こんな小さい筋肉が肩こりの影響になるなんて・・・・
ケアが大切!!!
以下の項目でいくつにチェックが入りますか?
□仕事でパソコンをよく使う
□スマホをよく使う
□ゲームをよく行う。
□手提げをいつも片方で持つ
□車のハンドルを片手で持つ
□荷物が多い
□シャワー浴が多い
□冷え性だ
□運動習慣がない
□昔、指や腕を痛めたことがある
上記でチェックがついた項目で改善ができることは、改善するだけで肩こりに変化が現れます。しかし、仕事や以前の怪我等、改善できないこともあるかと思います。
その方は、以下のことを試してみてください。もちろん、チェック項目を改善できる方もぜひ試してみてください。
まず母指球が、首や肩に影響があるかどうかを調べる必要があります。
まず、首を左右に倒します。動く可動域、張り感を覚えます。
その後、左図のように、母指球を押し、もう一度、左右に首を倒します。倒した時の動く範囲や張り感の変化があるようでしたら母指球が肩こりの原因の一つと予測が立ちます。
母指球で反応があった方は、そのまま母指球をもみほぐしてみてください。強くやる必要はなく、痛気持ちい!くらいの圧でぜひやってみてください。
もみほぐした後、再度、首を動かしてみてください。首の可動域または、張り感に変化はありましたか??
One point advice
図のような押し方だと、押している手が疲れるので、こぶしまたは、何か棒状なもので押してみてください。
次回、胸からくる肩こりについてお伝えします。特に筋トレが好きな方、または女性必見です!!
かたこり解消 胸からくる肩こりへ!!
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