デスクワークでパソコンをよく使う方は、「姿勢が悪いから肩が張るんだよね~」ということをよく言われます。しかし、原因はそれだけではなく、実は、眼の動きと首の筋肉に密接な関係があることが分かりました。
そのため、スマートフォンでよくゲームをする方にも当てはまり、話を聞くと、ゲームしていると眼が疲れて肩が張ってくることが多いということが分かりました。
眼の動きと首の関係について説明していきます。
下の図の場所を触りながら眼を動かしてみてください。
眼を動かしているだけなのに首の筋肉がピクピクするのを感じることができますか?
このように眼を動かすと首の筋肉が動きます。これは今までの筋膜の動きとは別で、姿勢制御の関係で起こる現象です。人が転ばないようにバランスをとる際、視覚が非常に重要となります。実際に、眼を開けて立つのと、閉じて立つのでは、バランスのとりやすさが全く違うことに実感していただけるかと思います。また、これらの機能に加え、動作のなかで視運動性反射、前庭動眼反射というもので、視野のぶれを防いだり、対象物への視線を固定しています。
【視運動性反射】
眼球がある方向へ動くときに頸部が眼球と同じ側に向く反射
例:眼球が右側に向けた場合、頸部もその動きに合わせて右を向く(球技などで動くボールを追視する際の機能)
【前庭動眼反射】
頸部が動くときに視線を1点に固定するために頸部と反対の方向に眼球が動く反射。
例:頸部を右に回旋したとき、視線を正面に保つには左右の眼球は左を向く
このように眼と頸部は密接な関係を持っています。
以下の項目でいくつにチェックが入りますか?
□仕事がデスクワークでパソコンをよく使う
□スマホをよく使う
□首が重い
□眼が疲れる
□ガチャ眼だ
□猫背とよく言われる
□枕が高い
上記でチェックがついた項目で改善ができることは、改善するだけで肩こりに変化が現れます。しかし、仕事等、改善できないこともあるかと思います。
その方は、以下のことを試してみてください。もちろん、チェック項目を改善できる方もぜひ試してみてください。
まずは首すじが、肩に影響があるかどうかを調べます。
まず、首を左右に倒します。動く可動域、張り感を覚えます。
その後、左図のように、赤丸部分を押し、もう一度、左右に首を倒します。倒した時の動く範囲や張り感の変化があるようでしたら首すじが肩こりの原因の一つと予測が立ちます。
首すじで反応があった方は、そのまま首すじをもみほぐしてみてください。強くやる必要はなく、痛気持ちい!くらいの圧でぜひやってみてください。
もみほぐした後、再度、首を動かしてみてください。首の可動域または、張り感に変化はありましたか??
One point advice
これを作ってみてください。
作り方はこちらをどうぞ。
このボールを使い、仰向けで上の図の背中の赤丸部分にボールをあてます。そのまま身体を軽くゆすります。痛くない範囲でおこなうことが大切です。
他の症状や、対処方法に関しては、ブログにアップしていきます。
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