「あなたの肩こりはふくらはぎからきているね!」と言われてもさすがに「えっ!?」となる方が大勢かと思います。実際、お尻から下が肩こりの原因となる方は、非常にま稀になります。しかし、少なからず肩こりの原因がふくらはぎの方がいらっしゃいます。
特に、女性に多く、ヒールを仕事やお出かけの際に履かれる方に多い印象があります。
かたこりの『こ』でお伝えしましたが、身体は、筋膜という筋肉をつなぎ、包んでいる薄い膜につつまれています。
その筋膜があることで、筋肉が連動して動かすことができます。しかし、筋肉がつながっていることで、肩こりがいろいろな場所が原因で起きるようにもなっています。
足底筋膜と言われる足の底から、下腿三頭筋、ハムストリングス、仙結節靭帯、脊柱起立筋、頭蓋筋膜、眼窩上隆起と足の後ろから頭のてっぺんまでつながっております。
特に脚に関しては、日常生活で負担がかかりやす下腿三頭筋やハムストリングスといった非常に大きく硬くなりやすい筋肉がライン上に含まれております。
スーパーフィシャルバックラインは、直接肩甲骨に付着しているものではありません。ここで注目すべき筋肉は、脊柱起立筋と言われる筋肉になります。脊柱起立筋は、腰から首まで背骨をつないでいる筋肉になります。この筋肉が硬くなり柔軟性がなくなると、背骨の動きが悪くなります。つまり、首の動きが悪くなるとも言えます。首の動きが悪くなることで、首の周りの筋肉が徐々に硬くなり、結果として肩こりにつながります。直接的というよりは間接的に肩こりにつながるといったかたちです。
以下の項目でいくつにチェックが入りますか?
□仕事で重い荷物を持つ
□立ち仕事、歩き仕事だ
□運動習慣がない
□普段運動はするが整理運動をしない
□シャワー浴が多い
□冷え性だ
□偏平足だ
□O脚だ
□足をつりやす
上記でチェックがついた項目で改善ができることは、改善するだけで肩こりに変化が現れます。しかし、仕事等、改善できないこともあるかと思います。
その方は、以下のことを試してみてください。もちろん、チェック項目を改善できる方もぜひ試してみてください。
下の図の赤丸で囲んだ部分は、組織が交わるところであり非常に大切な部分となります。
まずふくらはぎが、首や肩に影響があるかどうかを調べます。
首を左右に倒します。動く可動域、張り感を覚えます。その後、図の赤丸を順々に押し、もう一度、左右に首を倒します。倒した時の動く範囲や張り感の変化に変化があるようでしたらふくらはぎが肩こりの原因の一つとして予測が立ちます。
ふくらはぎで反応があった方は、そのままふくらはぎの赤丸部分ををもみほぐしてください。強くやる必要はなく、痛気持ちい!くらいの圧でぜひやってみてください。
もみほぐした後、再度、首を動かしてみてください。首の可動域または、張り感に変化はありましたか??
One point advice
圧を加える手は、指ではなく、こぶしで押すようにしてください。または、何か棒状なもので押してみてください。押す側の手が疲れないようにするのがこつです。
次は、目からくる肩こりについてお伝えします。特に、デスクワークでパソコンを使う方など必見です!!
かたこり解消 眼からくる肩こりへ!!
合同会社 Morning call
肩こり専門整体もみとほぐしのとんぼ
栃木県鹿沼市貝島町5028-25
TEL 080-6887-5408
9:00 ~ 22:00
不定休