かたこりの『た』では、肩こりの目から鱗情報をお伝えしました。
かたこりの『り』では、肩こりの解消に必要なことをお伝えします。
肩こりは、病院等で軽視されがちですが、実はかなーり厄介なんです!!!
前章で、『肩の凝っているところをいくら揉んでも肩こりの根本解消にはなりません』ということをお伝えさせていただきました。腕からくるもの、手からくるもの、はたまた足からくるもの・・・・・と身体全体が肩こりの原因になり得る可能性があります。これは、身体全体が、筋膜といった薄い膜によりつながっているためと考えられています。
ちなみに、筋膜を身近なものでお伝えするとこれです!!
これは、鶏肉の皮とお肉の間にある薄膜です!これが、筋膜です。このようなものが人の体にもあります。
では、肩こりの解消に必要なことをお伝えします。
肩こり解消に必要なことは、やわらかい筋肉と肩甲骨がしっかり動くことです。やわらかい筋肉、動く肩甲骨を作ることが大切です!!
【やわらかい筋肉】
運動やストレッチも非常に大切です。しかし、運動やストレッチの効果を倍増させるために、肩だけでなく、腕や腰、お尻などの筋肉をしっかりマッサージでほぐしましょう!!
(筋肉に一部硬いところがあると、その部分はストレッチでも伸ばすことができません。)
【しっかり動く肩甲骨】
肩甲骨の動きは、その周りについている沢山の筋肉の柔らかさによって決まります。また、十分な筋肉の柔らかさに加えて、肩甲骨を動かす筋力が重要となります。日頃ころから、肩甲骨を意識的に動かすようにすると良いです。
以下に、肩甲骨の運動と首のストレッチの方法をお伝えします。
①服の袖を持ちます。
②反時計回りに肘を大きく回します。肩甲骨が開くよう前に大きく回します。
③そのまま後ろにも大きく回します。その際、しっかりと肩甲骨が背骨に寄るよう大きく回します。
次に、時計回りに同じように肘を大きく〇を描き、回していきます。
【注意点】
〇肩甲骨がたくさん動かすように意識する。
〇肩に痛みがある方はやらない。
〇トレーナーや理学療法士などの専門的知識がある方にしっかりと説明を受ける。
四十肩、五十肩の方が痛みを我慢して無理やり行うと、肩の痛みを強くしてしまう恐れがあるので気を付けてください。
肩こり筋で最も大切な筋肉『僧帽筋上部線維』のストレッチの方法が以下の画像になります。
伸ばす側と同じ側の腕をしっかり後ろに回すことが非常に重要です。
こうすることは、ストレッチに伴い肩甲骨が動いてしまうことを防ぐので必須です。
【注意点】
〇頚になんらかの症状がある方は、控えてください。または、専門家に方法を教わるようよろしくお願いします。
今回、肩こり解消するために、やわらかい筋肉と肩甲骨の動きが大切とお伝えしました。ストレッチや運動等、ここでは紹介しきれない程の種類があります。次回から、もみほぐしによる肩こり解消法を計6回、部位別にお伝えしていきます。また、その後、ブログで順々にお伝えしていきます。
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